初めましてぼぶです。
本記事では、なぜ高専生は九州大学大学院総合理工学府に受かりやすいのかを解説していきます。
はじめに
本記事では、なぜ高専生は『九州大学大学院総合理工学府 修士課程』(以下、総理工)に受かりやすいのかについて解説していきます。
以下にあげる、3つのポイントに着目しています。
- 高専からの進学実績が多い
- 高専特別推薦がある
- 学部を持っていない
なぜ受かりやすいのか
1.高専からの進学実績が多い
総理工のHPによると、総理工への入学者のうち高専専攻科卒業生が約20%を占めているそうです。
2024年度では、総理工募集人数が172人なので約35人ほど入学している計算になります。
2.高専特別推薦がある
総理工には高専専攻科生を対象とした、高等専門学校推薦入試が存在しています。
選抜方法を以下に示します。
2024年度 九州大学大学院総合理工学府 修士課程 高等専門学校推薦入試 学生募集要項 – 7.選抜方法
引用元:九州大学大学院総合理工学府
- 本高専推薦入学試験の受験を希望する場合には、あらかじめ希望研究室を決定し、希望研究室の教員と事前に面談(web面談も可)を行う必要があります。
- 入学者の選抜は、口頭試問の成績及び出願書類の内容を総合して行います。口頭試問では、筆記試験を課さず、専門科目、特別研究、志望動機、入学後の研究計画などについての口頭試問を行います。
まず初めに、希望研究室の先生に高専推薦を受ける許可を得る必要があります。
そして、高専での成績と英語(TOEICもしくはTOEFLの提出が必須のため)、口頭試問で合否が決まります。
高専での成績や英語は受験前に決定するため上げやすいです。
そして、筆記試験を課されないため、口頭試問に絞った受験対策が可能です。
また、高等専門学校推薦入試に不合格の場合でも一般選抜入学試験(筆答試験)に出願できるため、受験のチャンスが増えます。
以下に、高等専門学校推薦入試合格者数を示します。
高等専門学校推薦入試合格者数
引用元:九州大学大学院総合理工学府
- 2022年度:18人合格
- 2023年度:18人合格
- 2024年度:24人合格
見ると、多くの高専専攻科生が高等専門学校推薦入試で総理工に合格していることが分かります。
3.学部を持っていない
総理工は、学部を持たない独立大学院です。
そのため、様々な大学や高専の出身者を受け入れています。
最後に
本記事では、なぜ高専生は総理工に受かりやすいのかについて解説しました。
受験する大学院選びの参考になれば幸いです。
本ブログでは、高専生の方に向けた情報を発信しています。
何かありましたら、本記事下部のコメントからお願いいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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